語り聞かせ~ストーリーテリング~ってなぁに?

読み聞かせ 語り聞かせ

はじめに

去年、「春風の中のサリー」というお話を書かせて頂きましたが、

これは私が、子供たちが小さい頃に話していた創作の「読み聞かせ」「語り聞かせのお話です。

 

「語り聞かせ」は「ストーリーテリング」「素話」とも呼ばれています。

「ストーリーテリング」「素話」はビジネス社会でも、活用されているそうです。

お話・ストーリーを人に聞かせたり、人から聞いたりすることは、

とても大切なことなのですね。

そもそも、絵本の「読み聞かせ」はよく聞くけど、

「語り聞かせ」「素話」「ストーリーテリング」ってなぁに?

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

私はよく、子供たちが寝る前に絵本の「読み聞かせ」もたくさんしましたが、

「語り聞かせ」もよくしていました。

なにも、プロの作家の方々が書くような立派なお話ではなくても、

今日あった出来事をアレンジしてみたりしました。

また、明日へと続きが楽しみになるような

冒険ストーリーを子供たちが喜びそうな

キャラクターや道具、場所を使って短めにし、

つづく・・・

と何本かのお話にしてみたり・・・。

もちろん、疲れている日の方が多いですから、

お話を即興で作る日も多く、

クイズ形式にして子供たちに

お話を作り上げていく時も多くありました。

適当なお話になることもありましたが子供たちは、楽しんでくれていました。

 

今回は、「語り聞かせ~ストーリーテリング~」について、私なりに勉強したことを紹介していきます!!

 

「語り聞かせ」と「読み聞かせ」

「読み聞かせ」とは、本や絵本を読んであげて聞かせてあげることです。

身近な大人と一緒に寝る前にお布団の中で絵本を読む時間は癒しの時間にもなりますよね。

保育園・幼稚園で先生に読んでもらいお友達と楽しんだり、

絵本や本は子供たちにとって、いろいろな成長をプレゼントしてくれる宝です。

一方、「語り聞かせ」「ストーリーテリング」「素話」とは、

読み手がそっくりそのまま絵本や本の文を覚えそのまま聞かせてあげたり、

自分で創作したお話を語ってあげることです。

この時、絵などは何も見せずに「語り聞かせ」つまり語って聞かせること

をしていきます。

日本に昔からある昔話を聞かせてあげるのもその1つですね。

覚えたりお話を作るなんてそんなの難しい!!と躊躇しそうですが、お互い表情をよくみることができ同じ空間で過ごす時間は、子供たちにとってワクワク感がとても増すと思います。

まるで、ここだけ!今だけ!と、秘密の会議をしているような特別感も味わえそうですよね。

 

とにかく「語り聞かせ」「読み聞かせ」も子供たちにとって大切な時間や経験になることは、まちがいありません。

 

 

「語り聞かせ(ストーリーテリング)」「素話」のメリット

大人にも子供にも!!みんなの想像力・考える力を高めます!!

 

お話だけを知って、自分でお話の世界を想像しなければいけないので、

想像力考える力がつきます。

自分自身でイメージをふくらませていくことで、子供たちの無限な想像力・考える力にさらに刺激をして、大きなパワーがうまれるかもしれません。

知識は経験の積み重ねで獲得していけます。

ただ、想像力・考える力は無限に広がります。

想像力を高めることは、その後の人生に大きく役立つことでしょう。

そして、子供たちだけではなく、お話をする語り手側の大人も想像力・考える力がつきます。

お話をどのように進めていったらいいか。

どのように子供たちの興味をひきつけていくか。

その子にあったお話を選んだり作ったり、

語り手側もお話の世界をたくさん想像し考えなければいけないので、

大人も想像力・考える力を自然と身につけることができるのではないかと考えます。

 

子供たちの集中力が高まる?!

語り手が、子供たちの表情を確認しながら、お話を展開していけるので、工夫次第でより子供たちをお話にひきつけることも可能です。

声のトーンを変えてみたり、目線をじっとあわせてみたり・・・。ちょっとしたジェスチャーや表情を加えることで、お話により興味を持たせることができます。

子供たちの集中力の向上にも役立つと考えられています。

楽しみながら集中力もつくとなると、本当にうれしいですよね。

 

ココロを育てていく?!

お話の中で、出来事や登場する人物・キャラクターなどに共感したり受け止めたりすることにより、お話で心が癒されたり育まれたりするときもあるでしょう。

それは、語り手側にもいえることかもしれませんね。

 

お話をする時のちょっとしたポイント

途中でお話を中断しない。

お話の途中で質問する子どもがいても、なるべくお話を続けてみるといいようです。

お話の世界の雰囲気が途切れないように工夫してあげましょう。

お話が終わったあとに意見をもとめない。

子供たちには、お話が終わった後もお話の余韻を楽しめるようにしてあげましょう。

 

まとめ

子供たちにあったお話をえらんで、語る側も楽しんでお話できたら、特別な時間を共有できるのではないかと思いました。

お話は、何もかしこまっていなくても、車の中や病院・バスの待ち時間、ちょっとした合間をみつけてお話してあげても、子供たちはたくさん喜んでくれたりしますし大人も楽しめます。

 

わたしも、合間にお話をすることを続けていると、何かの待ち時間になると、子供の方から「お話して~!」「今日は○○のお話がいいな」とリクエストがくるようになりました。

 

話す方も聞く方もみんなで楽しむことができたら、最高ですね。

 

これから、また私も、お話を作っていけたらと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

小さな幸せがたくさん訪れますように・・・。

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