読み聞かせの効果と7つのポイント

読み聞かせ 読み聞かせ

nikokoです。こんにちは。

さて子供がうまれてしばらくすると絵本でかんたんなお話をするようになりますよね。

我が家でも生まれて数か月したころから簡単な読み聞かせを始めていました。

さて今回はこの読み聞かせについてどんな効果があるのかについて記事を書きましたので是非ご覧ください。

因みに我が家では大きくなってから「読書や勉強に抵抗がなくなればいいなぁ」などと漠然と考えていた程度でその効果などは特に感じておらずに絵本を読んで居ました。

 

読み聞かせとは

読み聞かせとは(朝日新聞社)コトバンクで調べてみるとこんな感じです。

読み手が本や絵本を子どもたちに読んで聞かせること.絵本の絵を見せながら読んで聞かせるのが一般的であるが,物語をただ読んで聞かせることもある.子どもが物語に親しむきっかけを作り,読書の素地や動機付けを行うことが目的。

です。

簡単に言ってしまえば言葉の通り子供たちに本や絵本を読んで聞かせてあげることですね。

そして子供に読み聞かせをする多くの方の目的は「本が好きになって欲しい」とか、「読解力がついてほしい」とか、「豊かな心のやさしい子供になってほしい」という親心から来ているのではないでしょうか。

読み聞かせの効果

それでは読み聞かせをするとどんな効果があると言われているのでしょうか。

国立青少年教育振興機構「子どもの読書活動と人材育成に関する調査研究会」の報告

の報告では

就学前から中学時代までにに読書活動が多い成人ほど、「未来志向」、「社会性」、「自己肯定」、「意欲・関心」、「文化的作法・教養」、「市民性」のすべてにおいて、現在の意識・能力が高い。

特に、就学前から小学校低学年までの「家族から昔話を聞いたこと」、「本や絵本の読み聞かせをしてもらったこと」、「絵本を読んだこと」といった読書活動は、成人の「文化的作法・教養」との関係が高く、子どもの頃の読書活動と体験活動の両方が多い成人ほど、現在の意識・能力が高い。

という調査結果があります。

この結果を見ると就学前~中学時代にかけて読書活動が多い子供は学生時代だけでなく大人になっても自己肯定感が高い(自分のことが好き)、生活での満足感、充実感が高い、最後までやり遂げたい、チャレンジしたいという意識が高い傾向にあるそうです。

よく読書には創造力、想像力を高め感性が豊かになり、理解力、表現力や語彙も豊かになると認知されています。

ですので読書の楽しさを身につけるきっかけに読み聞かせは十分な効果を発揮すると思います。

 

また兵庫教育大学大学院の森慶子先生の「絵本の読み聞かせの教育的効果の研究」では

中学生に対しボランティアと教師による読み聞かせを実施し脳機能イメージングによって脳血流がどのように変化するか測定するという研究を実施されています。

 

その結果は音読、黙読よりも読み聞かせをしたときの脳反応は

快感情や精神の安定がもたらされ、リラックスした状態が誘発される。

ということが科学的に検証されています。

そしてこの状態はマインドフルネスの状態と類似の状態と考えられているそうです。

また読み聞かせを受けた中学生からの感想からは対人関係の向上、リラックスや心の落ちつき、ストレスの緩和、学習・読書の意欲の向上、人に読んであげたいというような未来志向になったということがわかりました。

これらの分析結果より

・情動に働きかけ、学校ストレッサーが抑制され安心して授業に向かう事ができる。

・様々な物語に触れることで学習意欲が高められる。

・自己肯定感の構築につながる。

・ストレスの緩和、心の安定、対人関係力の向上。

の可能性があるとしています。

読み聞かせの効果ってかなりすごいですね!

読み聞かせって就学前の子供に対して良いのかと思っていたらもっと年齢の高い子供でも効果があるのですね!

読み聞かせのコツ

読み聞かせは絵本を読むことがメインになりますので手軽にコストもかけず

に行えます。

ですが読み聞かせをする際には押させておくポイントがあるそうです。

読み聞かせ 新聞記事

 

 

2020年10月11日 の福井新聞に掲載されている

「はぐカフェ」というコラム記事内に

読み聞かせ七つのポイントが掲載されていましたのでご紹介しますね。

 

コツって何かな?むずかしいのは勘弁だよ~

パパもコツをつかんで子どもたちを楽しませてあげて!

読み聞かせ七つのポイント

  1. 登場人物の演技や声色はせず、自然に読む
  2. 途中で内容が理解できているか子どもに質問しない
  3. 同じ本を読んでほしがるときはお気に入りの証拠。読むたびに新しい発見をしているので、読んであげて
  4. 絵本選びに迷ったらロングセラーを。子どもが感じている魅力がたくさん詰まっている
  5. 字が読めるようになっても子どもが望めば読み聞かせを。子どもは物語の世界の想像に集中できる
  6. テレビなどは消して、絵本の世界に集中できるよう
  7. 本好きになれば賢くなる、成績が上がる、心が優しくなるなど効果を求めない

 

です。

実は最後のポイント、私もやってましたぁ~(笑)

子どもはこういうところ見透かしてくるので純粋に子どもとの時間を楽しむことに集中すればよいですね。

ぜひこのポイントを踏まえてお子さんに読み聞かせをして楽しい時間をおすごし下さい。

 

まとめ

 

読み聞かせを調べるうちに想像以上の効果があることがわかりました。

まとめると

読み聞かせは

・読書を好きになるきっかけになる。

・学習意欲の向上。

・自己肯定感の構築

・ストレスの緩和

・心や精神の安定

などの効果が期待できることがわかりました。

 

また個人的に子どもをおひざ抱っこやうで枕で読み聞かせをしている時間は

大人もいつの間にか癒されて子どものことをよりいとおしいと思えてきます。

寝る前の10分でもこういう時間があると大人も子どもも幸せをより実感できるのではないでしょうか。

 

ぜひ習慣にしていきたいですね。

 

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

 

こちらでは無料でお話を創作して載せていますので

もしよろしければ寝る前や空いた時間に読み聞かせしてみて下さい。

 

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