こんにちは。nikokoです。
こどもたちが小さいとき、子育てしていると
「あれいやだ!」
「これ、やりたくない!!」
こういう時よくありますよね。
あとで考えてみれば、
子どもたちが自己主張ができていることを喜んだり、
受け止めてよい方向へと導くことを、
冷静に考えていくことができたらいいなと思ったものです・・・。
でも、実際、家事と育児のバタバタの毎日の中で、イライラ~としてしまうことも多々ありました。
そんなときに、(自分を落ち着かせるためにも・・・(*’’ω’’*))よく読み聞かせをしていた絵本を今日はご紹介したいと思います。
お風呂に入りたがらない時と野菜を好きになってほしい時
<にんじん だいこん ごぼう ~日本の昔話より~> 植垣 歩子 再話・絵
という絵本です。
昔、真っ白だった「にんじん」と「だいこん」と「ごぼう」が、お風呂に入ることにより、どのように変わるがが描かれています。
愛らしい「にんじん」「だいこん」「ごぼう」のお話しを通じて、子供たちにお野菜を好きになってほしいなとの思いもこめながら、読んでいました。
また、お風呂になかなか入りたがらない子供に、「「だいこん」さんたちもみんなお風呂に入ったから、○○ちゃんも入ろうよ~」とよく言っていました(笑)
「入りなさい!!」と怒ったり大きな声を出すより、お話しを通じて、入浴を促したほうが、自分のココロもスッキリしていたように思います。
最近、子供たちに「昔読んでいた、にんじん だいこん ごぼう の絵本覚えている?」と聞いてみました。
もちろん、覚えていて、大きくなった今でも、ココロに残っている1冊のようです。
髪の毛を切るのをいやがる時
前髪だけ切りたいなとか、まだ小さいし美容室にいくのもお金がもったいないからママが切っちゃおう!!ということはありませんか?
しかし、まだ子供の年齢が小さいと、たとえ美容室にいってもおとなしくしてくれなかったり、髪の毛を切るのを嫌がったりということがありました。
そんなときに、前もってよく読み聞かせしていたのがこの絵本です。
<バルバルさん> 文・乾 栄里子/絵西村 敏雄 福音館書店
次から次へとやってくるちょっとかわったお客さん。
町の床屋のバルバルさんは、個性豊かなお客さんたちの注文に、どんどんこたえていきます。
髪を切るのが楽しくなる絵本です。
また、絵がとてもきれいで、読んでいて、ココロがワクワクする絵本でした。
明るい気持ちになれて、読み終わったあとも、まるで髪を切ってさっぱりしたかのように、清々しい気持ちになります。
もしかしたら、事前に読んでみると、髪を切りに行くことや、切ってもらうことが、楽しみになるかもしれませんね。
「おてつだい」をいっしょに楽しみたい時
「しろくまちゃんのほっとけーき」 わかやま けん こぐま社
という絵本です。
以前にもご紹介しましたが、この絵本は、本当によく読みきかせをしていました。
お料理の準備、作り方、後片付けまでが、たのしく描かれています。
どんなことに気を付けたらいいのか、最後までやり通すことの大切さ、料理をつくる楽しさや大変さもお話しを通じて伝えることができる1冊だと思います。
食べたら食べっぱなしなど、「ちょっと少しは手伝って!!」と思ってしまうことはありませんか?
しろくまちゃんたちが後始末までをちゃんとしていること、そして何より楽しくお手伝いをしていることが伝わってきました。
リズミカルな言葉で、「ほっとけーき」のできあがる様子も描かれていて、読むたびにホカホカの「ほっとけーき」が食べたくなります(笑)
たのしくお手伝いをすすめていくこと、促していくことが大切なんだなと感じる絵本でした。
今日はたくさん怒ってしまったかな!?というとき
今日はこどもを怒りすぎた!という日はありませんか?
もちろん、ちゃんと注意しなければいけないことは、注意しなければいけないと思っています。
ただ、特に自分がつかれていたり、忙しかったりするときに何か間違ったことをしているとつい怒りすぎてしまうことが多々あります。
そんなときに、思い出したり読み返したり、一緒に読み聞かせをしたいのがこの絵本です。
「だめよ、デイビット!」作・絵 デイビット・シャノン 訳・小川 仁央 評論社
いたずらばかりしているデイビット。
そのいたずらも、笑ってしまうくらい「だめ」なことがたくさん!!
この絵本を読んでいると、ついついニコニコしてしまいます。
もしかしたら、自分ではここまでやってはいけないと制御できる分、おもいっきて「だめ」なことをたくさんしていくデイビットが変な言い方かもしれませんが、清々しくそして面白く感じるのかも・・・。
ただ実際、わが子がここまでやったら、きっと怒りまくるだろうなぁとも思ってしまいます。
この絵本の大好きなところは、最後の方の場面です。
ママのある行動や言葉に、読んでいるわたしもハッとさせられました。
当たり前かもしれませんが、こどもを愛する気持ちをちゃんと大事にしていきたいと改めて感じさせられる絵本でした。
まとめ
今日は、こどもが小さいときに、困ったなと思う場面で、よく読み聞かせをしていた絵本をご紹介しました。
他にも素晴らしい作品がは、まだまだたくさんあります。
読み聞かせをしている時間は、こどもだけでなく、読む大人にとってもこどもと触れ合える大切なひとときです。
改めて読んでみるとお話しに、ハッと気づかされることも多々あります
こどもも、絵本の世界から学ぶこともたくさんあると思います。
絵本やお話しを読んだり聞いたり見たりすることで、ココロが癒されたりすることを日ごろから大切にしていきたいと思います。
今日も、最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
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