こんにちは。nikokoです。
最近、スーパーでめずらしく国産レモンが安く売っていたので、
初めて「はちみつレモン」を作ってみました。
お湯でわって、ホットでのむと、とてもココロもあったかくなり、おいしかったです。
子供たちは、ちょっとレモンの皮のしぶい感じが苦手だったらしく、
ホットミルクに入れて飲んでいました。
ミルクとハチミツの甘味がとても気に入ったようです。
「はちみつレモン」を作っているところをジッと見ていた子供から、
「{集まれ!チーム!お好み焼き!!}みたいなお話作って!!」
とリクエストが入りました。
「よし!」
と読み聞かせのお話を考えながらの夜ごはん作り・・・。
途中お話作りを考えすぎて、夜ごはんの材料を間違えていれてしまう
ハプニングも( ;´Д`)
何はともあれ、突然つくったお話しですが、子供たちは喜んでくれました。
ちなみに、夜ごはんもなんとかできました!!
今日は、その時にできたお話をご紹介させていただきたいと思います。
こどもたちの大好きメニュー
子供の好きなメニューってなんですか?と質問されたら、みなさんは何と答えますか?
・ハンバーグ
・カレーライス
・オムライス
・からあげ
などのようなメニューがわたしは思いつきます。
ただ、わが家の子供、もちろん上記のようなメニューが大好きな子もいるのですが、
肉の油が苦手で、カレーやからあげなどはあまり好きではない子もいます・・・。
ハンバーグも、てりやき味とケチャップ味に好みが分かれます(*’’ω’’*)
別々な味を毎回作るわけにもいかないので、じゃんけんで味を決めています(笑)
とある日、実はいつも作っていなかったミートボールを作ってみることにしました。
ハンバーグと似ているけど、形がちがうし、気に入ってくれるかもと
期待もこめて・・・。
ただ、揚げてしまうと、また脂っこくなるかなと、
今回はちょっと表面を焼いたらだし汁で煮てみることにしました。
すると、脂っこくなく、みんなたくさん食べてくれました。
調理法を変えるだけで、こんなに食べてくれるんだぁと勉強にもなりました。
料理って奥深いです・・・。
子供とお話作り
今日は先ほど書かせていただいたミートボールを作っていたときに、
子供と作った読み聞かせのお話しを書いていきます。
「グルグル回れ!チーム!ミートボール!!」
「今日の夜ご飯はなあに?」
「今日はミートボールよ!」
リビングから楽しそうな声が聞こえてきました。
その声を聞いて、冷蔵庫の中ではまたまた会議が開かれています。
「ミートボールらしいよ~。
ねぇ。玉ねぎクン。
お母さんが入れ忘れないように、材料になれる子は準備するように言ってよ~。」
冷蔵庫の卵ちゃんたちが、一斉に玉ねぎクンに頼みました。
「よし!!」
玉ねぎクンは、気合を入れて、みんなを集めました。
あいびき君にパン粉クン、牛乳さん、ケチャップさん、そして、たまごさんは、
玉ねぎクンの近くに集まってきました。
その中に、ピーマンさんがこっそり並んでいました。
実はこのピーマンさん。
なかなか子供たちから「大好き!」と言ってもらえないので、
こどもたちの人気メニューのミートボールチームに入って、
子供たちに喜んでもらいたくて仕方がないのでした。
せがたか~い牛乳さんのかげにかくれて、
材料になれるチームにちゃっかり参加しようとしているピーマンさん。
野菜炒めのときも、炒飯のときも、いつだって、
子供たちにイヤ~な顔をされて、
いつも悲しかったのです。
「今日こそは!!
ミートボールはこどもたち大好きメニュー!!
ぜったいこどもたちを笑顔にさせたい!」
そう強く願っているピーマンさんなのでした。
そんなピーマンさんのココロを知ってか知らずか、
そっとピーマンさんが並んでいることに気付いるものがいました。
牛乳さんです。
牛乳さんは、何も言わず、ピーマンさんを守るように並んでいました。
そのときです!!
「こまるわよ。ピーマンさん!!
あなたが一緒にメニューに入ると、こどもたちが喜ばなくなるわ!!」
パン粉さんがとつぜん叫びました・・・。
ピーマンさんはどうしてもミートボールチームに入りたかったので、
「たのむよ、今日だけ!!仲間にいれて!」
といいました。
「いやよ!!ミートボールにピーマンさんはいらないわ!!」
他の材料たちもだまって聞いているだけでした。
すると、今までだまって立っていた牛乳さんが口をひらきました。
「パン粉さん。たまには、ピーマンさんが入った
チームミートボールも素敵だと思うけどな。
それか、パン粉さんとボクのかわりに、お豆腐さんに入ってもらうかい?」
パン粉さんと牛乳さんのかわりにお豆腐さんでミートボールの‘つなぎ‘になること
を提案したのでした。
「そ、そんな・・・。」
パン粉さんは、自分がチームに入れなくなるのがイヤでした。
そして、もう何も言えなくなってしまいました。
「ありがとう。牛乳さん。」
ピーマンさんは、ちいさい声でしたが、牛乳さんにお礼を言いました。
「さぁ!!ミートボールつくらなくっちゃ!!」
おかあさんが、冷蔵庫のとびらを開けました。
開けたとたん、ずらりとならぶチームミートボールの食材たち・・・。
次々と、おかあさんが手にとっていきます。
トントントン
たまねぎさんがかっこよくサンパツされるみたいに切ってもらっています。
ボールの中に、あいびきさんや、パン粉さん、牛乳さんも入っていきました。
ドキドキドキ
ピーマンさんは自分がチームに入ることができるのか、不安でした。
すると、おかあさんはピーマンさんを手にとり、たまねぎさんのように
カッコよくサンパツしはじめました。
「やったー!!」
ボールの中で、チームミートボールの材料たちが、せいぞろいです。
「みんな、グルグル回れ!!それいけ!」
たまねぎさんのかけ声で、みんなが回り始めました。
みんなが1つになったような気がしました。
「さっきは、ごめんなさい。」
パン粉さんがピーマンさんに言いました。
みんながニコニコしていました。
おかあさんは、みんなを1つ1つ小さなボールにまとめると、
フライパンでこんがりおいしそうな色に変身させてくれました。
そして、最後にケチャップさんのシャワーをかけてくれました。
「はい!できあがり!!」
テーブルで、いまかいまかと、ミートボールを待っている子供たちがいます。
「おいしい!!あれ?今日のミートボール、いつもよりおいしいよ。
あ!!ピーマンが入っている!
ボク、これ、好き!!」
ニコニコ笑顔のこどもたちを見て、ピーマンさんもチームミートボールのみんなも、
うれしくなりました。
~おしまい~
まとめ
作ったものを笑顔で食べてくれる姿をみると、とても、うれしいですよね。
そんな気持ちも大事にしたいし、食材1つ1つも大切にしたいなと思い、
今日のような読み聞かせのお話しを作ってみました。
お料理シリーズのお話しは他に、「あつまれ!チーム!お好み焼き!」があります。
また、他のメニューでも、お話しをつくっていけたらなぁと思っています。
今日も、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
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