読み聞かせ話を作ろう!子どもと一緒にお話しを考える③

読み聞かせ 読み聞かせ

こんにちはnikokoです。

今回は、私の簡単創作素話をご紹介していきたいと思います。

短めのお話ですが、実はこのお話「さぁ冒険だっ!!マークとラーク!」

のただいま3話目なんです。

1話2話は以前のブログにありますので、見て頂けたらうれしいです。

全部を一気に子供たちに話すには、聞く方も話す方も大変になるので、このお話は何回かに分けて語り聞かせする方法をおすすめします。

いいところで「つづく・・・」となると、ワクワク感が増して「明日のお話タイムが楽しみ!!」となりそうですね。

 

子供たちの笑顔、自分の笑顔、身近なの人の笑顔、家族の笑顔・・・そんな中でみんなでゆっくりした時間を共有することができたら最高ですね。

いろんなことがある現代で、ココロがゆっくりと穏やかにいる時間を大切にすることができたらいいなと思っています。

 

前回までのあらすじ

ある日、突然、大きなタカに変身してしまったお父さんを助けるため、2匹の兄弟くまは、森に冒険に出かけます。

森の小路で見つけた不思議な道具、とっても大きな木になっていた謎のフルーツ・・・。

 

そして、突然、先を進むマークとラークの前に、巨大な生き物が現れ、2匹に襲いかかります。

危機一髪の2匹の前に、大きなタカが現れ、間一髪助かるマークとラーク・・・。

もしかして、その大きなタカは・・・お父さん?!

 

作ってみた!!簡単創作素話

兄のマークと弟のラークは、しばらくの間、おとうさんかもしれない大きなタカが飛んでいった方向をずっと眺めていました。

 

ラークが口をひらきました。

「きっと、今のおとうさんだよ!!ぼくたちを助けてくれたんだ!!おとうさんが飛んでいった方にいってみよう!!」

マークも強くうなずきました。

 

ラークとマークは、どんどん森の中を進んでいきます。

きっと、おとうさんに会えると信じて、飛んでいった方向にまっすぐ突き進みました。

すると、入り口が三角になっている不思議な洞窟が現れました。

辺りはすっかり暗くなり始めています。

きっと、おかあさん、心配しているだろうな・・・。

マークとラークは、ふと家が恋しくなりました。

その時です。洞窟から、ガサガサと物音が聞こえてきました。

マークとラークは、ゴクリとつばを飲み込みました。

 

バサッ!!!!!

 

突然、コウモリが現れ、言いました

「ワシは、この洞窟の主じゃ!

おまえたちは、この洞窟をのっとりにでもきたのか!!」

 

マークとラークは、違う!!と大きな声で叫びました。

そして、今までのことをコウモリに話しはじめようとしましたが、コウモリがビュンビュンとマークとらラークの周りを飛び回るので、なかなか話すことができません。

 

コウモリは、ラークのもっていたリュックめがけて飛び込んできました。

思わず、ラークはリュックをブンブンまわし、身を守ろうとしました。

その時、ラークのリュックのカバンのチャックがあき、朝にカバンに入れていたブドウがパラパラと落ちていきました。

 

そのブドウをみたコウモリは、ハッと目を輝かせ、一粒ぶどうの身をくわえ、洞窟の中に入っていきました。

「今のうちににげよう!!」

ラークはマークの手をとり、走りだそうとした時、マークが言いました。

「ちょっとまって、なんだか中からうめき声が聞こえてくる・・・」

そう言い終わらないうちに、洞窟の中から、1羽のタカが現れました。

 

おとうさん?いや、巨大魚から助けてくれたタカとは大きさが違います。

今回のタカはさきほどのコウモリくらいのタカで小さいのでした。

 

「もしかして、さっきのコウモリさん?」

おそるおそるマークはたずねてみました。

 

「そうじゃ!!さっきのこうもりじゃ!!

わたしはずっとタカにあこがれていた。

お前たちのおかげで夢がかなった。さっき失礼したのぉ」

 

マークはハッとしました。

ラークのかばんに入っていたぶどうに秘密があるように思えたからです。

そして、どうしてタカに変身できたのか、聞いてみることにしました。

タカになったこうもりは、こう言いました。

さっきラークのカバンに入っていたぶどうには、全ての動物をタカにかえる魔法があること。その魔法は、ある食べ物を食べない限り、決してきえることはないこと。

そのある食べ物がある所には、毒がある葉っぱがたくさんある場所でとても危険なこと。

 

マークとラークは、じっとタカになったコウモリの話を聞いてました。

話の最後に、コウモリタカはこう言いました。

「わたしの夢をかなえてくれたお礼に、お前さんたちに、いいものをやろう。ただし、なぞなぞに答えられてからじゃ。

 

Q.さて、なぞなぞじゃ。

(例)おうちや保育園・幼稚園・小学校で流行っているなぞなぞでもなんでもいいです。
分からないときは、ヒントを出してあげると、いいと思います。

 

なぞなぞに答えたマークとラークに、コウモリタカは、1枚の紙をくれました。

「この紙に願い事をかくとなんでも叶えてくれる。困ったときに使うとよいじゃろう・・。」

「ありがとう!!!」

マークとラークがお礼を言うと、コウモリタカは空高く飛んでいきました。

 

「さぁ、今日はこの洞窟で休ませてもらおう!主のコウモリさんがいたから、きっともう安全だよ。」

その晩、マークとラークは、洞窟の中で過ごしました。

おかあさんとおとうさんの夢をみながら・・・。

 

つづく・・・。

 

まとめ

今日のお話は、次の点を工夫して作ってみました。

 

・途中でなぞなぞを出して、話を聞いている子供も一緒に冒険しているような雰囲気を出す。
・1話にでてきたブドウが今日のお話に出てくることにより、お話が毎日続いている楽しみを感じてもらえるようにする。

 

いかがでしたか?

クイズやなぞなぞが出てくると我が家の子供たちは、毎回うれしそうでした。

自分が答えてお話が進むことで、きっと、自分もマークやラークと一緒に森を歩いている気持ちになれるのかもしれませんね。

 

少しでも楽しんでもらえるといいなと思いながら、いつもお話を作っていました。

 

なかなか難しいですが、これから、たくさんの人のココロが温まる作品を作っていきたいです。

そんな作品を作れる人物になりたい・・・そう思いながら、願いながら、一生懸命毎日を過ごそう・・・そう思う今日この頃でした。

 

今日も、最後まで読んでくださりありがとうございました。

小さな幸せがたくさん訪れる日々になりますように・・・。

 

 

 

 

 

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