こんにちは。nikokoです。
最近我が家では、お部屋に少しですが、お花を飾るようになりました。
お花をみると、なぜかココロがパァっと明るくなります。
お部屋の雰囲気も明るくなり、なんだかテンションも上がります。
お花のまとめお得買いの日に、ちょっと遠くのお店まで買いに行っています。
そこで、今日は、そんなお部屋のお花をふと見て子供と考えた読み聞かせ
(語り聞かせ)の
お話しを、ご紹介したいと思います。
「お花の癒し効果」を体験
なんとなく、「お花には癒し効果がある」と聞いたことがあるような・・・。
そんなわたしが少し調べてみたところ、やはりお花による癒し効果はあるようです。
普段から、お花を外に植えたりすることが好きなわたしですが、詳しいことまでは分かりませんでした。
ただお花をみているだけでココロがリラックスできるので、
趣味程度に園芸をしています。
お花って、見ているだけで、リラックスできますよね。
お花のプレゼントなども本当にうれしい気持ちになると思います。
色や花によって、癒し効果も違うみたいですが、
結構お花のお値段も主婦にとっては気になるもの。
わたしの場合、癒し効果に最適なお花を選ぶのではなく、
自分にとってお手頃なお値段で、自分の好きな色や形を選んでます。
3束で安く売っている日があるので、その日目がけて買いに行きます。
100円均一での自分の好きなかわいい形の花びんや
ちょっと見栄えのいい食料などがはいっていた空き瓶で、
お花を生けていますが、いつの日かおしゃれな花びんも買いたいな。
さて、お花をリビングに飾ってみたところ次のような変化が!!
・子供たちがお花をみてニコニコ(*’’▽’’)している時間が増えている。
・子供同士のケンカが少なくなった。
・帰宅するといつも以上にホッとする。
・お花がキレイなので、部屋のキレイさを保ちたくなる。
・ご飯の品数が少なくても、お花があるとリッチな気分になる。
・言葉遣いがきれいになった
このような気持ちの変化がみられました。
お花って人のココロを癒す不思議なパワーがあるなぁと改めて感じることができる今日この頃です。
子どもと読み聞かせのお話を作ってみた
ある日、リビングのお花を子供と眺めているとき、一緒にお話を作って楽しむ時間がありました。
その時に作ったお話を今日はご紹介したいと思います。
「ふしぎなボクと花」
これは、ボクが不思議な体験をしたお話しだ。
僕の名前は、ケンタ。
みどり幼稚園に通う年中組の元気いっぱいの男の子だ。
今日のボクはついていない・・・。
なぜなら、まず、幼稚園で友達とケンカをしてしまった。
いつもは仲のいいタケオとささいなことで言い争いをしちゃったんだ。
そして、忘れ物をしてしまい、先生に怒られた。
ボクだって好きで忘れたわけじゃない!
給食は嫌いなピーマンが出るし、リレーをしたら途中で転んでしまった。
とにかく今日は、ついていなかったんだ。
その日の幼稚園からの帰り道。
ボクはお母さんの隣でトボトボ下をむいて歩いていた。
ふと、顔をあげると、空き地に名前は分からないけれど、きれいな白い花がたくさん咲いていた。
その白い花は、風にゆられて静かになびいていた。
ボクは、その白い花を少しだけとった。
「おうちに飾るね!」
ボクは、お母さんにそう言った。
その白い花を見ながら帰っていると、家につくころには、さっきまでの何だか重たかった気持ちが、少しだけ軽くなったような気がしたんだ。
家についたボクは、その白い花を下駄箱の上においた。
もうすぐ4時。
ボクの大好きなゴロリンジャーのテレビがもうすぐ始まる時間。
ボクは急いで着替えると、テレビの前に急いだ!!
間に合った~!!
お菓子を食べながら、ボクはゴロリンジャーに夢中になった。
どれくらい時間がたっただろう・・・。
リビングにいくと、帰り道につんできた白い花が花瓶にいけてあった。
お母さんが言った。
「ケンちゃんがつんだお花とってもキレイね。
お花さんにも水をきちんとあげてくれてありがとうね」
あれ?ボク、そういえば白い花にお水あげたかな?
ずっとテレビ見ちゃっていたのに、おかしいなぁ・・・。
その時だ!
とてもきれいで小さい声が、ボクに何かを話しかけてきたんだ!!
ボクは、その小さい声がどこからきこえているのかよく分からなかった。
でも、耳をすましていると、その小さい声がなんと!
白い花の方から聞こえてきたんだ!!
花がしゃべるなんて聞いたことがない!
でも、確かに白い花が話していたんだ!
「ケンタくん!今日幼稚園でつらいことがあったの?
そんな日なのに、水をくれてありがとっ!」
ボクにはなぜか水を入れて生けた記憶がないけれど、とりあえず、うなずいた。
その日から、白い花とお話しできる日々が続いた。
幼稚園であったことなどたくさん白い花に話しかけた。
特に、失敗しちゃったこととかを話すと、不思議とココロがあったかくなった。
そして、その白い花は毎日言うんだ。
「いつも水かえありがとうね、ケンちゃん。」
って。
そんな日々が何日続いただろうだろう・・。
突然、ボクは、おかあさんの大きな声で目が覚めた!!
「ケンタ!!早くしないと幼稚園に遅刻しちゃうよ!!」
あれ?たしかさっきまで、白い花と話をしていて・・・。
ボクはリビングにあわてて行ったけど、白い花は置いてなかった。
不思議に思って玄関をのぞくと、下駄箱の上にちょっとしおれかけた白い花束が置きっぱなしになっていた。
夢だったんだ・・・。
さっきまで白い花と話ししていたことは、全部夢だったんだぁ・・・。
ボクはハッとして、急いで空き瓶に水を入れ、白い花をリビングに飾った。
「ごめんね、お水あげてなくて・・・。」
ボクはなぜか分からないけれど、涙がポロポロ出てきた。
お母さんはそんなボクを見て抱きしめてくれた。
そして、幼稚園であった悲しかった出来事をゆっくり聞いてくれた。
まるで、しおれかけたボクのココロの花に水をくれるみたいに、
お母さんは元気をくれた。
そのとき、ふと、リビングの白い花が目にうつった。
「よかったね。」
小さいけれどキレイな声が聞こえたようだった。
~おしまい~
他の読み聞かせのお話もあるよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
お花って、きれいだし、見ているだけで、癒されます。
不思議だけど、すごくリラックスさせてくれるパワーを感じます。
自分がつらいことがあった時にココロの花が枯れてしまわないよう、水をくれる人物や自分の好きなことや物など、常に大切に接していたいなと思っています。
そして、自分も水をあげることのできる存在になりたいです。
そんなことを思いながら子ども達と読み聞かせ(語り聞かせ)のお話を考えてみました。
今日のお話が、少しでも、ほんのちょっとでもココロがあったかくなる作品になることができればと思っています。
他にも無料で読み聞かせのお話を作っています。
もしよかったら覗いてみて下さい。
今日も最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。
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