子供に語る面白いおはなしを作ろう!読み聞かせのお話を作ってみた

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こんにちは、nikokoです。

今日は短めで無料で読める読み聞かせのお話を3つご紹介したいと思います。

子供たちが生活していく中で、必ず壁にぶつかる瞬間があると思います。

もちろん大人だって、壁にぶつかり乗り越え、達成感などを味わう機会は多々あります。

うまくいかないことがある時、「できる!かならずうまくいく!」という気持ちで応援したくなり、その都度、短いですが面白いお話しを作ってみようと試みていました。

また、一緒にご飯作りをする際、より楽しめるようにと作ったお話しもありました。

是非、このお話を寝る前などに読み聞かせ(語り聞かせ)してみて下さいね。

少しでも楽しんで頂けたら、うれしいです。

 

ケンタくんのはじめてじてんしゃ

ある街に、ケンタくんという名前の背のちいさな男の子が住んでいました。

今日は実はケンタくんの誕生日!!

となりまちに住むおじいちゃんがケンタくんにピカピカの青い自転車をプレゼントしてくれました。

大喜びのケンタくんは、さっそく新しい自転車にのろうと公園へ出かけました。

実は、今までの自転車にはもう2つ小さなタイヤがついていたけど、このピカピカ青い自転車には大きなタイヤ2つしかついていません。

またいでみます。

ペダルに足をのせてみます。

ペダルをおしてみます。

でも、すぐに自転車と一緒にたおれてしまうのでした。

前の晩、雨がふっていたせいか、地面の泥がたおれるたびに、自転車についていきます。

ケンタくんは、なかなかうまく乗れない悔しさと、自転車が泥だらけになってしまう悲しさで、ポロポロと涙がでてきました。

たおれたままの青い自転車がなんだか寂しそうな色に見えてきました。

そんな時、うしろから声がきこえました。

「ケンタ~!!」

それは、自転車をプレゼントしてくれたおじいちゃんでした。

「お~い。さっそくワシのプレゼントに乗ってくれたのかぁ。ありがとなぁ。

おう!!たくさん転んだのかぁ。でもあきらめずによくがんばっとるなぁ。

おおきくなったな~。かっこいいなぁ。」

「転んでばっかりなのに、かっこいいの?」

ケンタくんはおもわずおじいちゃんに聞き返しました。

「あ~、かっこいいとも!!ケンタはじいちゃんの自慢の孫じゃよ。」

おじいちゃんは、にっこりと温かい目でケンタの頭をなででくれました。

 

数日後、スイスイ自転車をこぎながら、近くに住むおじいちゃんの家に向かうケンタくんの姿がありました。

自転車の色は、もちろん青色。きれいな空の色と重なって、とっても素敵な自転車でした。

 

~おしまい~

 

自転車補助輪はずしを練習していた頃の子供たちによく話していた

寝る前の素話・語り聞かせのお話でした。

あつまれ!チームお好み!

冷蔵庫の中で、ある晩とある会議が開かれていました。

議長の長ネギさんは、みんなに声をかけます。

「緊急事態だ!ママが今日ぎっくり腰になったみたいだ。

きっと明日は買い物に行かずに、この冷蔵庫にいる我々でご飯を作るだろう!

だれか、明日のご飯になりたいものはいるか?」

「はいはい!!は~い!!!!!!!」

いろんな食材たちが、一斉に手をあげていきます。

古くなったりいたんでしまう前に、みんなが我さきにと、いろんなメニューに変身したくてたまらないのでした。

とくに、この冷蔵庫の中では、晩御飯のメニューになれることが大人気なのです!!

 

キャベツくんがいいました。

「僕は、だいぶ前にこの冷蔵庫にやってきたから、どうしても明日のメニューになりたいんだ!」

議長の長ネギさんは、ちょっと切り口が乾ききってきたキャベツくんをみて、うなずきました!!

「よし!明日はキャベツくんをたくさん使うメニューにしよう!!

だれかいいメニューをしらないか?」

みんなは一斉に答えました。

「それだったら、お好み焼きがいいよ~!」

お好み焼きに必要なキャベツクン、長ネギさん、山芋さん、たまごさんなどみんなが、ママが考えやすいようにと、冷蔵庫の真ん前に整列します。

でも、豚肉さんだけは、ずっと奥にいたままでした。

「豚肉さん?どうしたんだい?」

議長の長ネギさんが尋ねました。

豚肉さんはだまったままです。

 

その時、しずかに見守っていた奥のお豆腐さんがいいました。

「豚肉さん、凍ったまんまよ(笑)」

 

そうです!!豚肉さんは、ママが冷凍庫に入れていたので、動けなかったのです。

 

冷凍庫の氷くんだけが、冷凍庫の中で動けるので、氷くんたちは、なるべく手前の冷凍庫の方に豚肉さんを連れて行ってあげました。

 

あくる日の夕方、腰をいためたママにかわって、パパと子供たちが冷蔵庫をあけていいました

 

「お好み焼きをつくろう!!」

 

その日の晩御飯は、ホクホクアツアツのお好み焼きができあがりました!

あの豚肉さんもカリっと焼けて見事に変身できていました。

 

 

「いい色に焼けただろ?」

自慢気な豚肉さんをはじめ、冷蔵庫のチームお好みはみんなステキな晩御飯になれました。

 

~おしまい~

 

今日の夕食やランチがお好み焼き!という日に子供たちに、こんなお話をしてあげるのはいかがでしょうか・・・。

もしかしたら、お好み焼きをつくることがさらに楽しくなるかも(*’’▽’’)と一生懸命考えてみました。

 

いろんなご飯にも応用できそうね(笑)

楽譜の中でダンスっ♪

〇△□幼稚園のサキちゃんは、今1番やりたいことがあります。

サキちゃんの大好きなマキ先生みたいに、上手にピアノをひいてみたいと強く願っていました。

ある日、おかあさんに、お願いしたサキちゃんは、今日からあこがれのピアノを習えることになりました。

おかあさんは、サキちゃんのために、親戚のおねえちゃんからピアノをゆずってもらってくれました。

はじめてじぶんの家にやってきたピアノを前にサキちゃんは言いました。

「うわぁ!やったー!!

あなたは、今日からピアノのピーちゃんよ。よろしくね。」

 

うれしくてたまらないサキちゃんは、スキップしながらピアノの先生のおうちにいきます。

ピアノの先生は、サキちゃんに、おたまじゃくしみたいがたくさんいる紙をくれました。

 

その日からサキちゃんはおうちのピアノの前で、おたまじゃくしとにらめっこの毎日が続きます。

 

「あれ?うまくひけない・・・。なんかめんどくさいな。」

 

その日の夜、サキちゃんは、夢をみました。

ピーちゃんが泣いています。

 

「どうしたの?ぴーちゃん?」

 

ピーちゃんは、サキちゃんとダンスしたいのに、サキちゃんがダンスしてくれないから悲しいと話しました。

 

「わたしとダンスしましょ!!」

 

サキちゃんは、手を差し出しました。

でもピーちゃんは動こうとしません。

 

サキちゃんのひくピアノの音がないと一緒に踊れないというのです。

驚いたサキちゃんはピーちゃんに言いました。

 

「だってわたし、上手にひけないんだもんっ」

 

サキちゃんもなぜか泣きそうになってきました。

ピーちゃんは、やさしくサキちゃんを見つめにっこり笑いました。

すると不思議なことにサキちゃんもピーちゃんを見て微笑みました。

 

次の朝、ピーちゃんの前で、サキちゃんは考えました。

 

きっとわたしが楽しいとピーちゃんも楽しいんだわ。

ココロがつながっているんだわ・・・!!

 

その日から、上手にひけなくても、サキちゃんは一生懸命練習しました。

まるで、ピーちゃんと手と手をとりあってダンスしているかのように。

失敗しても、ピーちゃんといっしょだから、恥ずかしくないし怖くありませんでした。

 

その日の夜、ぐっすり眠ったサキちゃんの様子を見に、おかあさんが布団をみてみると、

(*’’▽’’)ニコニコしながら、寝ているサキちゃんの姿がありました。

きっと、ピーちゃんとダンスしているのかな・・・。

 

~おしまい~

 

ピアノに興味をもった頃に作ったお話でした。

ピアノに興味をもった頃に作ったお話でした。

 

まとめ

 

なんでも楽しんで取り組めたらいいなぁとわたしが日頃から思っている思いをこめて、3つの読み聞かせのお話しを作っていました。

すこしでも、お話しで楽しんで頂けたらうれしいです。

 

日々生活していると、めんどくさいなぁとか、いやだなぁと思うことはちょこちょこ出てきます。そんな時、その中から楽しみも見つけ出すことができたらなぁといつも探しています。

余裕がなくて、うまく探せないときもありますが、小さな幸せや楽しみをたくさん見つけながら生活していきたいなと思う今日この頃です。

 

ちなみに、我が家の子供は、「あつまれ!チームお好み焼き」が大好きでした。

「あつまれ!」と声をかけると「チームお好み焼き!!」と必ず返してくれました(笑)

 

ぜひ寝る前のひとときにスマホ片手にこちらのお話を読み聞かせのお役にたてたら

とてもうれしいです。

今日も、最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。

今日も明日も小さな幸せがたくさんみつかりますように・・・。

 

他にも無料で読めるお話がこちらにもあるので読んであげてください!

うちの子ども達も大喜びで聞いていたお話です。

 

 

 

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